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■ スピーディボーディング20


2020年4月28日生 牡
父:Kingman
母父:Shamardal
落札額:135,000gns
募集額:5,000万円
生産:Meon Valley Stud (英国)
育成:Roger Varian Stable (英国)
厩舎:美浦 手塚厩舎

https://www.varianstable.com/

まず育成。Roger Varian Stable(ロジャーヴァリアン)厩舎に預けられるようだ。調教師自身はキャリア11年で14頭のG1馬を調教している。

この厩舎の育成、調教牧場「Carlburg Stables」は160頭の馬を収容できる規模。HPによれば「トップヤード、ミドルヤード、ボトムヤード、バーン(農舎)の4つのエリアに分かれており。最近ではボトムヤードに最高級の厩舎を11棟追加し、干し草用の納屋も含め、より多くの馬を収容できるようになりました。」とある。動画で見ると雰囲気は抜群にいい厩舎風景だ。

https://www.varianstable.com/stable/facilities/carlburg-stables
https://www.varianstable.com/stable/facilities/carlburg-stables
https://www.varianstable.com/stable/facilities/carlburg-stables

Check!血 統

キングマンは、シュネルマイスターはもちろん今年春のチューリップ賞(G2)でメイケイエールと同着優勝のエリザベスタワーの父でもある。

現役時代は欧州年度代表馬にも輝いた世界的名馬であり、通算成績は8戦7勝(2着1回)と恐るべき成績。

14年英G1のサセックスS(Sussex Stakes)芝1600mを制したほか、かつてタイキシャトルも勝利した仏G1のジャック・ル・マロワ賞(Prix Jacques le Marois)芝1600mでも優勝。欧州でまさに敵無しの名マイラーであった。

喉の病気を発症し、2014年9月に現役引退。2015年には4歳と若いながらも種牡馬入り。

初年度の種付け料は55,000ポンド(約840万円)という価格設定。143頭の繁殖牝馬と交配した。

結果としてキングマン産駒は2019年に欧州の6つの重賞を含む28勝を記録。仏2000ギニー馬ペルシアンキング、ケイリクス(英G3パビリオンステークス)やヘッドマン(仏G2ギヨームドルナノ賞など)らが旗手となった。

これらの活躍でその後の種付け価格設定もまさにうなぎのぼり。

2019年75,000ポンド(約1,150万円)
2020年150,000ポンド(約2,300万円)

そのキングマンの直仔で、2021年カルティエ賞最優秀古馬に選出されたパレスピアが、2022年からダーレー傘下の英ダルハムホールスタッドで種牡馬入り。5万5千ポンド(約863万円)の種付け料を設定されて、欧州供用新種牡馬の中では最高値となった。キングマン産駒に出資するチャンスとその魅力は?という角度から検討したい。

さて、スピーディボーディング20はどうか。キングマンとMachiavellianの組み合わせはDomestic Spending(※)と同様。同馬はStreet Cry、Sadler’s Wells、Mill Reefを併せ持つ。スピーディボーディング20はStreet Cryの全姉Helsinki, Sadler’sWells, Mill Reefを抱え、両者は類似配合となっている。

(※)Domestic Spendingは21年6月に米ベルモントパーク競馬場でG1マンハッタンステークス(4歳以上、芝2000m)において1番人気に支持され、逃げ馬から10馬身ほどの7番手で中間点を通過すると、第3コーナーからの仕掛けで直線一気に差し切る豪脚でG1を3連勝。芝1800~2000mで確かな実績を残している。

Speedy Boardingは英国産
4歳時に本格化し、ジャンロマネ賞(仏G1・芝2000m)、オペラ賞(仏G1・芝2000m)を連勝。ベストディスタンスよりも2ハロン長い英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(英GI・芝12F)でも2着と健闘。

母父shamardalは通算7戦6勝の成績でGⅠ仏ダービー(2,100)やGⅠ仏2000ギニー(1,600)を制覇。Storm catの血も入っている。

この種牡馬は多才であり、

短距離では、19年に1000~1200mのG1を3連勝したブルーポイント。モルニー賞G1芝1200mを無敗のまま制したアースライト。日本ではライトオンキューが活躍。

一方マイル以上の距離では、仏1000ギニーG1芝1600mを制したキャッスルレディーのようなマイラーやそれ以上の距離で活躍したバルティックバロネス、ムカドラム、凱旋門賞でクロノジェネシスらを抑えて2着に好走したタルナワがいる。スピーディーボーディングも後者のパターンだ。

スピーディボーディング20は母母父のDiktatのパワー型のマイラーっぽさも興味深い。Diktatは母内に入って、サクセッションクルーガー兄弟を輩出している。

クルーガー
父 キングカメハメハ
母 アディクティド
母父ディクタット
馬主 キャロットファーム
募集情報 1口:10万円/400口
調教師 栗東 高野友和
生産者ノーザンファーム
中央獲得賞金 2億9万円
主な勝ち鞍 16’読売マイラーズC(G2)

サクセッション
父 キングカメハメハ
母 アディクティド
母父 ディクタット
馬主 キャロットファーム
募集情報 1口:12.5万円/400口
調教師 美浦 国枝栄
生産者 ノーザンファーム
中央獲得賞金 5,161万円
主な勝ち鞍 20’ジュニアC(L)

キングマン、スピーディーボーディング、Diktatの組み合わせは明らかにマイル戦線を意識した配合。爆発力を秘めていそうだ。

■動画の印象
歩様は当然ながらまだ後躯に力が付いておらず、前に頼った様子。それでいても後躯にバネを感じさせる部分があり、腹回りも幅があるため内蔵は強そう。成長が楽しみ。騎乗した際の口向きや気性面は気になるところ。

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